2008年3月25日火曜日

dviout-source special でエディタと連携

dviout for Windows は,V3.11から source special に対応した.つまり,dvioutで dvi ファイルを閲覧している際に,画面上で文書の文字をダブルクリックすると,エディタが開いて tex ファイルの該当部分にカーソルが移動するというものだ.

これができなきゃ統合環境とは呼べんわな,的に重要な機能と言えるだろう.

この情報は以前から知っていたが,その情報源からは「設定が面倒」という印象を受けたため,採用は保留していた.

ところが,今扱っている tex 文書のサイズがあまりにも大きくなったため,自力で dviout とエディタの間を行き来するのがとてつもなく面倒になってきた.こりゃ余りにも非効率だということで,source special の設定を検討することにした.

改めて調べてみたら,格別難しい作業が必要な訳ではなかった.ただ,エディタに送るコマンドがエディタ毎に異なるので,それを調べるのが若干面倒といったところ.

以下,設定方法.

dviout のメニューから
 「Option」→「Setup Parameters...」→「Common」タブ
一番下,"src:" とある空欄に以下の通り記述する〔この例は Crimson Editor の場合〕.

<path\cedt.exe^s/L:%d "%s"

ここで、先頭の不等号はエディタを開いたら dviout を最小化する動作を指定する記号。

[適用]をクリックしてから,[OK]をクリックし,設定画面を閉じれば終了.

texソースをコンパイルする際は,
  platex -src tex_source
のように -src オプションを付ければよい.

0 件のコメント: