先の投稿「尻切れ動画の修復」に基づいて動画を再エンコードしている時に気づいたのだが,Super を用いて再エンコードした動画の画質が低下してしまうようだ(これはエンコーダの選定が悪かったためと後で判明).
例えば,MMname2で
[codec] XviD 1.1.2 [bit rate] 1481Kbps [frame rate] 29.97fps
[codec] MPEG1-Layer3 [sampling rate] 48KHz [bit rate] 128Kbps
と表示されるファイルを,Superで
output container: avi
output video codec: XviD
output audio codec: mp3
MEncoder
[VIDEO]
video scale size: No Change
Aspect: -
Frame/sec: 29.97fps
Bitrate: 1488kbps
[AUDIO]
Sampling frequency: 48000Hz
Channels: 2
Bitrate: 128kbps
のような設定(すなわち元ファイルと同じ条件)で再エンコードすると,得られた動画の画質が元のファイルより悪くなってしまうのだ.
自分なりに原因を調べた結果,分かったことを挙げておく.
可変ビットレートの動画をMMname2で解析したとき得られるビットレートの情報は平均値ではないか? それに対し,Super で設定するビットレートは最大値のような気がする.したがって,ビットレートを MMname2 の表示どおりに設定してエンコードすると,できたファイルのビットレートは全体的に低くなってしまう.
ゆえに,ビットレートは大きめに設定して変換した方がよさそう.
次に,これも確証は無いが,DirectShow Decide にチェックを入れてエンコードした方が画質は良くなるようだ.今までこのスイッチはオフにしていたが,たまたまオンにしてエンコードしたところ,オフの場合よりも良くなったような気がするのだ.とりあえず,今後,このスイッチはオンで行くことにしよう.
2009年1月11日日曜日
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