2008年8月31日日曜日

wmvを6つほど結合してDVD-videoを作る

6本程度のwmvビデオを結合して1本にまとめるだけでは飽き足らず,DVD-videoに変換してDVDに焼きたくなり,色々試してみた.試行の記録と最終的に落ち着いた手順のメモ.

1) wmvビデオを結合 【Movica 0.6.6.1 を使用】

2) 結合した wmv を mpg に変換 【super 2008 build.32 を使用】

Superの条件設定は次のとおり

output container: mpg
output video codec: MPEG-II
output audio codec: AC3

[VIDEO]
video scale size: 720x480 (*1)
Aspect: 3:2 (*1)
Frame/sec: 29.97fps
Bitrate: 9600kbps

[AUDIO]
Sampling frequency: 48000Hz
Channels: (*2)
Bitrate: 448kbps

3) 変換したmpgのチェック 【TMPGEnc と MMName を使用】
mpegツールの簡易分離で画像ファイルと音声ファイルに分割してみる.
もとのファイルと分割した2ファイルの計3つをMMnameにかけて再生時間を見る.全て同じなら,2)で作成したmpgをDVDForgerにかければ音ズレなしにDVD-videoにできると思われる.

 再生時間が一致していない場合は,さらに以下の手順を踏む必要がある.

4) 変換したmpgから画像ファイルを抽出 【super 2008 build.32 を使用】

Superの条件設定は次のとおり

output container: mpg
output video codec: -
output audio codec: -

[VIDEO]
stream copy
[AUDIO]
Disable Audio

ここでできた動画のみのファイルはm2p形式である.

5) 変換したmpgから音声ファイルを抽出 【super 2008 build.32 を使用】

Superの条件設定は次のとおり

output container: ac3 (Audio only)
output video codec: -
output audio codec: -

[VIDEO]
Disable Video
[AUDIO]
stream copy

6) DVD-video 形式のisoを作成【DVDforger0.6.1 alpha を使用】
6-1) 「ビデオ/音声トラックと字幕の編集」をクリックする
6-2) 「ビデオファイルを追加」をクリックして,画像のみのファイルを指定する.
6-3) 「グループの音声ファイル」を有効にし,「音声ファイル」に手順5)で作成したac3ファイルを指定.
6-4) 他の必要事項(メニュー画面など)を設定してDVD作成を実行

 

2008年8月26日火曜日

所定用紙をスキャンして記入

履歴書,各種申請書など,あらかじめ体裁の定められた用紙に必要事項を記入しなければならないことがある.記入事項が少なければ手書きで充分だが,長文になると勢い手書きする気力は失せてしまう.

かといって,わざわざ所定用紙と同じものをワープロの罫線機能を使って一から作るなどということはしたくない.

また,定規を使って印刷位置を測り,ワープロで文字だけ記入したあと印刷位置を一生懸命に微調整し,できたファイルを所定用紙のコピーにプリントアウトするという手もある(昔は私も周囲の人間もこれを良くやっていた)が,これも時間の無駄だ.

それほど手間ヒマかけずに見た目が奇麗な書類が作れないかということで,スキャナとグラフィック編集ソフトを用いる方法を少々検討してみた.以下,その手順と検討時の覚書き.

◆MacのGraphicCovnerterを使用する場合.
〔注〕GraphicCovnerterは画面に表示している時の倍率が印刷時の倍率に影響するという,ちょっと変わった仕様となっているので,等倍で印 刷するには多少のテクニックが必要.ここでは,それに対応できる方法を書いておく.他のアプリ,OSを使用する場合はここまで気をつけなくとも等倍に印刷 できる(だろう).

(1) スキャナで用紙をスキャンする.
  ・解像度は600dpi
  ・B/W(つまり1bit)推奨
  ・スキャンの範囲は広めの方が良い
  ・保存型式はtiffを推奨
(2) スキャンした画像の寸法を画像ファイル編集ソフトで4600bit×6730bitにする
  ・GraphicConverterの場合,新規に4600bit×6730bitのブランク画像を

2008年8月8日金曜日

asf動画をDVD-videoに変換

FairUse4Wmを通したfoo.asfをDVD-videoにする手順

使用するモノ:
DVDforger 0.6.1 alpha(DVDオーサリングツール)→使用法解説@動画狂
Super© v2008.build.32(動画形式変換ソフト)→使用法解説@動画狂

foo.asf をソースにし,DVDforger を使って iso ファイルを作ると音がずれてしまう.そこで一工夫必要.

Superで foo.asf を mpeg 形式に変換する.その際の条件設定は次のとおり

output container: mpg
output video codec: MPEG-II
output audio codec: AC3

[VIDEO]
video scale size: 720x480 (*1)
Aspect: 3:2 (*1)
Frame/sec: 29.97fps
Bitrate: 9600kbps

[AUDIO]
Sampling frequency: 48000Hz
Channels: (*2)
Bitrate: 448kbps

(*1) この段階で,VOBの規格に合わせておいた方が良いのではないかとの判断による
(*2) ソースファイルのチャンネル数に準じる


この変換でできた foo.mpg を DVDforger に渡し, DVD-video に変換すれば,音ズレなし!!
DVDの形式はNTSCである.
DVDforgerはメニューを付けることができるので便利.

WindowsのDVDオーサリングソフトを使って焼いた4GB(1層)のDVDが,なぜかうちのDVDプレイヤー(Panasonic DIGA)では再生できない.8GB(2層)だったら読めるのに・・・

色々試行錯誤して判明したのは,4GBの場合,トップメニューがあるDVD-videoでなければ読めないということ.そんなわけで,メニューが作れないフリーソフトが多い中,メニューが作れるDVDforgerはなくてはならない存在.ただ,ビデオの再構成を2パスでやるため4GBのビデオに2時間ほどかかってしまうのが難点.


ちなみに,DVDforger では iso ファイルを作る設定にしておくと良い.いつでも DVD に焼けるし(Macを使ってでさえ!),Virtual Daemon manager を使って仮想ドライブにマウントできるから便利.

〔参考〕 Super で動画形式を変換する際,

output container: AutoMode VCD, SVCD, DVD

を選ぶと画質が劣化してしまった.原因は不明だが,このモードはお仕着せで,ビットレートなどの指定ができないため,使えない.foo.vod を作っておけば,DVDforger での処理時間が短縮できるのではないかと期待したのだが,あてが外れた.